シミやシワの対策方法の画像

シミやシワができてしまう原因として加齢があります。

時間の経過とともに必ず体の衰えがきて
肌にシミやシワができてしまいます。

しかし昨今アンチエイジングで老化の進行を遅らせて
年齢よりも若々しい肌をキープしている人も多く
様々なケアの仕方があるので、普段のちょっとした
生活習慣を変えるだけでもシミやシワの対策に繋がります。

シミやシワの原因を知って今日からできるケアの方法をご紹介します。

シミやシワの原因

シミやシワの原因 の画像

シミやシワの最大の原因は紫外線といわれています。

紫外線による肌へのダメージ
活性酸素を増やしてしまい酸化のストレスによって老化の進行が高まってしまいます。

そのため、身近にできる対策としては日焼け止めクリームを使うということです。

さらに紫外線というのは目からも入るので、日差しの強い日は
UV(紫外線)カットされているサングラスを着用することが重要になってきます

些細なことかもしれませんが、実はしっかりとこのような
紫外線対策をしているかどうかで今後の肌の状態は違ってきます。

紫外線をどのくらい浴びているのかというのは
温度のように直接的に感じることができない分
対策をしっかりしていないと気づかないうちに老化を進めてしまいます。

まずはしっかりと紫外線を意識することがシミやシワの対策に繋がります。
その上でさらにシミやシワに効く方法をご紹介します。

シミの種類

シミには様々な種類がありますが、まずは2種類に分けることができます。
それが、セルフケアで薄くきるものとセルフケアで薄くできないものです。

<薄くできるシミ>

・炎症色素沈着

傷跡、ニキビ跡、虫刺され跡がシミになってしまったもの

・肝斑(かんぱん)

頬骨あたりに左右対称でぼんやりできるシミ

・老人性色素斑

紫外線が原因でできるシミ、顔以外にも腕や手の甲など

<薄くできないシミ>

・花弁状色素斑

紫外線が原因で胸元、肩、背中にできるシミ

・脂漏性角化症

イボ状のシミで徐々に分厚くなる

・そばかす

遺伝による物が多く、紫外線によって増えたり濃くなったりする

セルフケアできるシミ(炎症性色素沈着、老人性色素斑)には
効果的なケアで対策をしっかりしましょう。

セルフケアできないシミは美容医療などで対策をすることが必要になってきます。

シミを薄くする対策方法

シミを薄くするためには3つの方法があります。

・紫外線ケア

・美白化粧品の使用

・美白効果の食材、サプリメントを摂る

紫外線ケア

紫外線というのは、天候や季節を問わず一年中降り注いで
いるので、日常的に紫外線対策をする必要があります。

そのため日焼け止めクリームを使用して紫外線をカットすることが大切になってきます。

日焼け止めの選び方

シミ対策で重要になってくるのはSPFという表記です。
SPFとはサンプロテクションファクターの略で主に
紫外線B波の防止効果を表す数値です。

使用する目安として買い物などの時はSPF10~30
炎天下でのレジャーなどはSPF30~50と使い分けてみましょう。

日焼け止めの塗り方

隅々まで塗り残しのないようにたっぷりと使用します。
また、2~3時間ごとにこまめに塗り直す事も大切です。

美白化粧品の使用

美白成分を見て目的にあった美白化粧品を選んでみましょう。
美白成分は以下の4つがありますが、おすすめはビタミンC誘導体
シミの予防と薄くする効果を持った成分です。

シミを薄くする成分

・エナジーシグナルAMP

シミを予防する成分

・トラネキサム酸

・アルブチン

シミの予防・薄くする成分

・ビタミンC誘導体

美白効果の食材、サプリメントを摂る

シミ対策に効果的な食材としてタンパク質、ビタミン、脂質、ミネラル
がありバランス良く摂取することが大切です。

またサプリメントを食事と一緒に取り入れることで摂りきれない
栄養素を補うことができます。

ビタミンA、C

シミの原因でもあるメラニンの生成や活性酸素の働きを抑えシミや老化を防ぎます。

レバー、かぼちゃ、アボカド、にんじん

オメガ3系脂肪酸

抗炎症作用によりできた赤みや大人のニキビを予防します。

まぐろ、サケ、ほうれん草、大豆

シワの種類

実はシワというのは1種類ではなく様々なタイプがあります。
20代の若い人にも多く見られる、目や口周りにできる表皮のシワ
顔の部位にかかわらずできてしまう細かいちりめん状のシワ
笑ったり、話したり、泣いたり感情を表現するときにできてしまう表情ジワ
皮膚表面の肌のキメが年齢とともに深くなった大ジワ

シワというのは様々な要因によって分類することができ、対策方法
もその数だけ工夫することで一歩進んだ対策をすることができます。

表皮のシワ(小ジワ)対策

角質層の乾燥トラブルの場合が多く、乾燥により一時的に起きてしまう
シワなので、表皮に油分や水分を補うことで目立たなくなったり無くなることがあります。

表皮のシワかどうかを見分けるポイントは
手でシワを伸ばすことでそのシワがなくなったら
いわいる小じわなのでその部分をしっかりと保湿することで改善する可能性があります。

ちりめんジワ対策

顔以外にもできる細かいちりめん状のシワは体内の異常によってできやすく
高熱で脱水症状を起こしたり、急激な減量、栄養失調などが原因になることがあります。

また炎症や湿疹、肌荒れの後にも見られます。
体内の異常が原因であるので、その原因を改善することでシワをなくすことが可能になります。

内臓の健康を保つことも肌にはとても大切です。
そのため、食事を気をつけることが対策に繋がります。
良質なタンパク質やビタミンを摂ってバランス良い食事を心がけましょう。

表情ジワ対策

表情の変化により顔の筋肉が動き、
その収縮や弛緩により年齢とともにシワになってしまいます。

表情ジワというのは必ず誰でもできてしまうものですが、
人によっては部分的なところしか筋肉を使っていないために
シワが偏って一部分に深くできてしまうことがあります。

そのため顔全体を動かすエクササイズを行いバランスよく表情筋を使うことが大切です。

表情筋のエクササイズはあ、い、う、え、おを大胆にゆっくり行うことです。
入浴中に鏡に向かってあいうえおエクササイズを行うことで顔全体の
表情筋を使われます。さらに血流が良くなるので小顔効果もあります。

大ジワ対策

大ジワのある肌というのは表皮の下にある
真皮のコラーゲン線維やエラスチン線維が減ってしまい変質、劣化してしまい
表皮をささえられずに凹みが生じてしまっている状態です。

真皮が生まれ変わる周期は4~5年なのですが、
生まれ変わるスピードよりも劣化や変質してしまうスピードが速いために起きてしまいます。

対策としてはまずは、紫外線をカットして活性酸素を過剰に発生させない
ようにすることが大切です。活性酸素はコラーゲン線維やエラスチン線維
を破壊してしまいシワの原因になります。

また肌をつくる栄養素をきちんと摂って細胞やコラーゲンを元気にしましょう。
真皮のコラーゲン線維もタンパク質の一つなのでしっかりと肉、魚、大豆などを
食べてタンパク質を摂るようにしましょう。

将来のために今から肌ケア

将来のために今から肌ケアの画像

若い内は紫外線対策をそれほどきちんとしなくても
翌日や数日後はとくに肌には問題は起きないかもしれません。

しかし、これが数年後、数十年後になると紫外線対やその他の
シミ、シワに繋がる対策をしっかりとやってきているかいないか
ではきっと違いがでるはずです。

年齢によらず美しい肌をキープするためにも今からシミ、シワ対策を意識してみましょう。