肌を綺麗にする食べ物の画像

肌を美しく保つためには体の内側からアプローチすることが大切です。

外側からいくらケアしても、体内環境が整っていないと
肌になかなか効果が現れることは難しく、肌は内臓の状態
を映し出す鏡といわれているため生活習慣が乱れたり偏った食事ばかり
続いてしまうと肌に悪影響がでてしまいます。

そのため、しっかりと栄養バランスを考えた食事や肌を綺麗にする
食べ物を意識して摂ることが美肌を作るためにはかかせません。

体内環境を整える重要性

体内環境を整える重要性の画像

美肌のためには内臓を綺麗にすることがとても重要です。

特に腸、血管、肝臓の働きが肌に大きな影響を与え
食べ物の栄養素を吸収して体の隅々に届けたり食品に含まれる
添加物などを解毒する役割があります。

腸の働き

食べた物の栄養素を吸収する役割があります。

腸には小腸大腸があり、小腸は消化酵素を出し胃で
消化された物を分解し吸収します。また大腸は排便などの役割を担っています。

そのため栄養のバランスを考えて食事を摂っても
腸内環境が弱っているとしっかりと体に栄養が吸収されません。

また便秘が続く原因になり腸内にガスが溜まり肌にも影響がでてしまいます。

腸内環境を整えるポイント

人の腸内には数百種類、数百兆の腸内細菌が生息していて
体の健康状態を維持しています。

腸内細菌の中でも体の健康を害する菌を悪玉菌と呼び有害物質を
発生させたり腐敗物を溜め込みます。
そのため、腸内環境が悪化してしまうと便秘や下痢を起こしたり
免疫力の低下に繋がり肌にも影響を及ぼしてしまいます。

悪玉菌の餌となるのが肉類で肉類に含まれるタンパク質やアミノ酸を餌にします。
また食物繊維が少ない食事も悪玉菌を増やしてしまう原因になります。
タンパク質を摂ることは肌にも重要ですが肉料理中心に偏らないように
栄養をバランス良く摂ることが大切です。

血管の働き

吸収された栄養素は血液によって全身に届けられるため
血管の状態というのは肌にはとても重要です。

また栄養素や酸素をしっかりと体中に届けられると
疲労回復やストレスに強くなったり肌以外にも様々な効果が現れます。

血管を強くするポイント

血管を強くするためには、良質なタンパク質を摂ることが大切です。

タンパク質は肉、魚、卵、大豆食品から摂ることができ好みもあると
思いますが、どれかに偏ることなくバランス良く摂ることが重要です。

また食事だけでなく、運動をすることで血流促進効果を高めるので
有酸素運などのウォーキングを習慣にしてみましょう。

血管を正常に働かせて体中に栄養を運び血管をしなやかで
強いものにするための食事や運動を意識しましょう。

肝臓の働き

肝臓は栄養素を分解、合成して体内でエネルギーにかえて貯蔵や供給をします。

さらにアルコールや食品添加物などを分解して体外へ排出したり
胆汁の生成と分泌を行います。

肝臓が弱っていると有害物質や添加物が解毒されずに毒素として
体に溜まってしまい肌に影響を及ぼします。

肝臓の機能を高めるポイント

肝臓の機能を高めるためる栄養素にビタミン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸などがあります。

豚、牛、鳥のレバーや豆類、野菜類、バナナなどの果物に
含まれているので食事で意識して摂るようにしましょう。

また食べ過ぎたり飲み過ぎたりしていないかを見直し
肝臓を休ませてあげる期間を作ってあげることも大切です。

美肌は生活習慣が大切

美肌は生活習慣が大切の画像

栄養バランスを考えた食事メニューが綺麗な美肌を作るためには必要です。
主食(炭水化物)、主菜(肉、魚、大豆、卵)、副菜(野菜、きのこ、海藻)
などをバランス良く摂るように心がけてみましょう。

さらに、食べたものを効率よく吸収し体の隅々まで運び
余分な脂肪が付かないようにするためにも運動は重要です。

またストレスを溜め込まないようにリラックスできる時間を設けたり
肌の細胞修復のために深い睡眠ができるような環境を整えましょう。

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美肌を作る食べ物

体を作るタンパク質、美容効果の高いビタミン、コラーゲン
細胞を作るミネラル、保湿効果抜群のセラミド、便秘解消をする食物繊維。

これらが含まれている食べ物を摂取することで
体の内側から肌を綺麗にすることができます。

豚肉

豚肉の画像

豚肉にはビタミンB1、コエンザイムQ10、コラーゲンが多く含まれています。

特にビタミンB1の量は牛肉の約8倍もあり、肌や粘膜を正常に保ち腸内環境
を整え肌のターンオーバーを促進するためシミ、シワ、肌荒れなどに効果
期待できタンパク質もしっかりと摂ることができます。

卵の画像

栄養価が高く肌にも効果があるミネラルビオチンが含まれています。

ビオチンとはビタミンB群の一つで肌の粘膜を正常にさせたり、
細胞合成を促進させます。肌の炎症を抑えるので敏感肌に良く
自律神経を正常にしたり疲労回復を早くするという効果もあります。

こんにゃく

こんやくの画像

こんにゃくは低カロリーでダイエット食品としても知られていますが
それだけでなく保湿効果があるセラミドを含んでいるため肌に良いとされています。

セラミドが不足してしまうと肌荒や乾燥、アトピー性皮膚炎などの肌トラブルが発生してしまいます。

また水溶性食物繊維を含んでいるため便をやわらかくして排出しやすくしてくれます。

トマト

トマトの画像

トマトには抗酸化作用のリコピンが含まれています。
リコピンは細胞の酸化を防いで美白やシミ対策に効果があります。

日焼け予防効果もあり、また肌のリコピン濃度が高い人ほどシワや
たるみが少ないという結果もでています。

牡蠣

牡蠣の画像

海の幸である牡蠣には亜鉛が含まれていて
肌荒れやシミを改善し肌のターンオーバーを活性化する働きもあります。

そのほかにもビタミン類を豊富に含んでいるため肌に良く、
肝機能を向上させるタウリンも含まれているので二日酔いや肝細胞の再生に効果があります。

くるみ

くるみの画像

くるみに含まれているアミノレブリン酸というのは皮膚の代謝を促進させます。

肌の保湿や弾力をアップさせたり、コラーゲンやヒアルロン酸を増加させます。
また肌のキメが改善されることがわかっています。

美肌のためには体の内側から

美肌のためには体の内側からの画像

肌を美しく保つためには外側よりもまずは体の内側からアプローチ
することがとても大切になります。

体の主要な臓器が弱っているとその分、肌にも影響がでてしまうため
まずは、自身の食生活を見直してバランス良く栄養を摂ることが美肌への近道です。

肌を綺麗にする食べ物を意識して運動、睡眠、ストレスなどの
体のケアも行いながら美しい肌を手に入れましょう。